株主・投資家の皆様へ

トップメッセージ

代表取締役会長  橋本 亜希

株主・投資家の皆様には、平素より格別のご支援を賜り厚く御礼を申し上げます。

2018年3月期におけるわが国経済は、政府や日銀による経済・金融政策により、企業業績や雇用環境の改善が続き、景気は緩やかな回復基調にありますが、米国をはじめとした海外の政治・政策動向や地政学的リスク等、先行き不透明な状況が依然として続いています。

このような環境のもと、当社グループは国内外の情報通信産業を中心に、顧客のニーズに基づいた多種多様なフッ化物製品の供給を行うとともに、特殊貨物輸送で培った独自のノウハウに基づいた化学品の物流を担う事業展開を行ってきました。

2018年3月期では、主要原材料である無水フッ酸が中国における環境規制の高まり等を背景とした供給不足により市場価格が急騰し、業界においては原材料を確保することすらできない状況等が発生しておりました。しかし当社は企業努力により、原材料を安定的に確保することができ半導体用薬液の出荷は過去最高量となりました。

2018年3月期の連結業績におきまして、活況な半導体市場を背景に半導体液晶部門の販売が増加したことにより、売上高は336億22百万円(前期比12.6%増)となりました。利益面におきましては、売上高が前期比で増加したものの、主要原材料である無水フッ酸の市場価格が急騰し、利益を大きく圧迫する要因となったため、営業利益は23億69百万円(同45.8%減)となりました。営業利益の減少を受けて、経常利益は17億56百万円(同57.7%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は12億74百万円(同54.9%減)となりました。

2019年3月期の連結業績見通しについて、売上高は377億円(当期比12.1%増)を見込んでいます。損益面におきましては、原材料価格が引き続き高値圏で推移するものと予想しておりますが、半導体液晶部門の出荷量増加および原材料価格の急騰を受けた価格転嫁の効果により、営業利益が26億円(当期比9.7%増)、経常利益が28億円(同59.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が17億円(同33.4%増)を見込んでいます。

当社グループは、一丸となって企業価値の向上を図るとともに、持続的に成長することを目指してまいります。

皆様には、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

平成30年5月