株主・投資家の皆様へ

トップメッセージ

代表取締役会長  橋本 亜希

株主・投資家の皆様には、平素より格別のご支援を賜り厚く御礼を申しあげます。

2022年3月期における国内経済は、緩やかながら回復傾向にあるものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に加え、ウクライナ情勢に対する各国政府の経済制裁の影響等により、依然として先行きが不透明な状況が続いています。

このような環境のもと、当社グループは国内外の情報通信産業を中心に、顧客のニーズに基づいた多種多様なフッ化物製品の供給を行うとともに、特殊貨物輸送で培った独自のノウハウに基づいた化学品の物流を担う事業展開を行ってきました。

2022年3月期の業績におきましては、半導体液晶部門について、世界的に旺盛な半導体需要により国内、海外向けともに販売が増加しました。
また、原子力関連施設で使用される濃縮ホウ素(ボロン10)の販売増加も寄与し、売上高は37296百万円(前期比13.4%増)となりました。

利益面におきましては、主要原材料の無水フッ酸価格が中国市場の需給等の影響により前連結会計年度と比較し上昇したものの、半導体液晶部門の出荷量増加等により、営業利益は4583百万円(同12.3%増)となりました。
また、持分法適用関連会社である衢州北斗星化学新材料有限公司が販売しているリチウムイオン二次電池用電解質について、中国国内の需要増加を背景に販売価格が大幅に上昇し、同社の経営成績が著しく好転したことにより、持分法による投資利益を計上した結果、経常利益は57億7百万円(同42.0%増)となりました。加えて、持分法適用関連会社であるFECT CO., LTD.の株式譲渡、およびステラファーマ株式会社の株式の一部売却による関係会社株式売却益を特別利益に計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益は5364百万円(同81.3%増)となりました。

2023年3月期の連結業績見通しについて、高純度薬品事業の主力事業である半導体部門の販売が旺盛な半導体需要に牽引され引き続き堅調に推移する見通しから、売上高は375億円(前年度比0.5%増)、営業利益46億円(同0.4%増)を見込んでいます。
また、持分法適用関連会社である衢州北斗星化学新材料有限公司が販売しているリチウムイオン二次電池用電解質において中国国内の需要が継続する見通しであり、持分法による投資利益の計上が想定されることから、経常利益58億円(同1.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益42億円(同21.7%減)を見込んでいます。

皆様には、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

2022年5月

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