コーポレートガバナンス

基本的な考え方

法令順守に基づく企業倫理の重要性を認識するとともに、変動する企業環境に対応した迅速な経営意思決定と、経営の健全性向上を図ることによって、企業価値を継続して高めていくことを、経営上の最重点課題のひとつとして位置づけています。その実現のために、株主の皆様をはじめ、取引先、地域社会、従業員等の利害関係者との良好な関係を築くとともに、株主総会、取締役会、監査等委員会、会計監査人など、法律上の機能制度を一層強化・改善・整備しながら、コーポレート・ガバナンスを充実させていきたいと考えています。
また、株主・投資家の皆様へは、迅速かつ正確な情報開示に努めるとともに、幅広い情報公開により、経営の透明性を高めてまいります。

コーポレートガバナンスの体制

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ステラケミファは、長期安定的な企業価値向上の実現のために、ステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを通じて良好な関係を築き、また社会的責任を果たしながら、グローバル環境における経営の透明性を高めていくことを継続的に取り組んでいます。

Stellaの技術、製品、さらには会社のあり方までを、どこにもないStella Chemifaにこだわっている証です。世界中見渡しても見つけることができないであろうオンリーワンの企業を目指して先端産業界の発展に寄与することで、お客様・社会の笑顔をいただき、それを「安定した経営基盤」につなげていくというものです。

コーポレートガバナンス体制概要

取締役会

取締役会は、12名の取締役で構成され、代表取締役社長が議長を務め、原則として毎月1回および必要に応じて臨時に開催されています。法令、定款、取締役会規程で定められた事項や、重要な業務執行に関する意思決定や経営戦略を決定しており、また、経営成績、予算実績差異分析、さらには取締役の職務執行状況等の報告を行っています。これらの取締役会における意思決定や報告の過程において社外取締役からも有用な助言を得て業務執行に活かす等、透明性の高い機関となるよう努めています。なお、取締役の男女構成については、男性11名、女性1名の構成です。

監査等委員会

監査等委員会は、5名の監査等委員である取締役で構成され、取締役監査等委員長が議長を務め、原則として毎月1回および必要に応じて臨時に開催されています。監査等委員会で策定された監査方針および監査計画に基づいて、内部監査部門および会計監査人との連携の強化や情報の共有化を図り、適切な監査体制の構築に努め、取締役の職務執行を監査しています。

会計監査人

会計監査につきましては、EY新日本有限責任監査法人と監査契約を締結し、会社法監査および金融商品取引法監査を受けています。EY新日本有限責任監査法人は、独立した第三者としての立場から本決算および四半期決算に関する監査およびレビューを実施し、当社は、監査等の実施過程において生じた問題等に関する報告を適宜受けるとともに、監査等の結果の報告および財務報告に係る内部統制の有効性に関する報告を受けており、不備等があった場合には適時に対応しています。

指名報酬委員会

指名報酬委員会は、取締役会の任意の諮問機関として、3名の取締役で構成され、代表取締役社長が委員長を務め、1年に複数回開催されています。当社の役員人事および役員報酬に関する事項に関して、取締役会の諮問に基づきその適切性について審議し、答申を行っています。取締役会は、指名報酬委員会の答申を踏まえて、役員人事および役員報酬に関する事項の決定を行います。

経営会議

経営会議は、代表取締役社長を議長とし、取締役(監査等委員である取締役を除く。)、取締役監査等委員長および各部門長等で構成され、原則として毎月1回開催されています。各部門の執行案件について審議し決議を行うとともに、各部門からの経営情報の報告を受けることにより、経営執行の機動的な意思決定と経営情報の円滑な伝達を行う機関としての役割を果たしています。

コンプライアンス委員会

コンプライアンス規程を根拠として、代表取締役社長を委員長とし、7名の取締役および1名の監査等委員である取締役で構成されるコンプライアンス委員会を半期に1回以上および必要に応じて臨時に開催しています。当社および当社グループにおけるコンプライアンス上の問題を管理・処理し、もって経営および業務執行の健全かつ適切な運営に資するため、コンプライアンス施策の実施・運営を行います。

リスクマネジメント委員会

リスクマネジメント規程を根拠として、代表取締役社長を委員長とし、7名の取締役で構成されるリスクマネジメント委員会を半期に1回以上および必要に応じて臨時に開催し、当社および当社グループにおける各種リスクに対して、リスク課題の抽出・把握、業務別リスク対策および運営状況について協議・評価を行っています。

サステナビリティ委員会

サステナビリティ委員会規程を根拠として、取締役を委員長とし、他2名の取締役および部門長7名で構成されるサステナビリティ委員会を半期に1回以上および必要に応じて臨時に開催し、当社サステナビリティに関する基本方針および全体計画の立案、進捗状況のモニタリング、活動結果の評価・検証を行い、取締役会に報告および提言を行います。

コーポレートガバナンス報告書(2023年12月21日更新)

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